画像生成AI Adobe Fireflyでお城を楽しむ

日本のお城(Firefly)

最近、生成AIというワードをよく見聞きします。グーグルが提供する生成AIであるBardでは、日本語で質問すると、回答を返してくれます。例えば、
「小田原北条氏が大河ドラマに採用されない理由を教えてください」
と質問すると、
「小田原北条氏が大河ドラマに採用されない理由はいくつかあります。
まず、小田原北条氏は、戦国時代の覇者・織田信長や豊臣秀吉と対立し、最終的に滅亡したため、ドラマとして盛り上がる要素が少ないと考えられています。
また、小田原北条氏は、武家ではなく、北条早雲によって創設された家系であり、その権力基盤は比較的弱かったため、ドラマとして描きにくいと考えられています。
さらに、小田原北条氏は、戦国時代の他の大名家と比べて、歴史的にあまり知られていないため、ドラマとして需要が少ないと考えられています。
これらの理由から、小田原北条氏が大河ドラマに採用されないと考えられます。
しかし、小田原北条氏は、戦国時代の歴史の中で重要な役割を果たした家系であり、その歴史をドラマとして描くことは、戦国時代の理解を深める上で有意義であると考えられます。今後、小田原北条氏が大河ドラマに採用されることを期待しています」
という回答がありました(現状では内容に虚実が入り混じっていますので、注意が必要です)。

上記のBardは文章を生成するAIですが、画像を生成するAIもあり、Adobeが提供するFireflyが有名です。本記事では、Fireflyを用いて、お城の画像を楽しく加工できることを紹介したいと思います。

準備

Adobe Fireflyの始め方は色々なサイトで記載されていますので、そちらを参照してください。準備が整い、Fireflyの公式ホームページでログインできたならば、「Generative fill」の「Generate」ボタンをクリックします。
すると、画像をアップロードできますので、お城の画像をアップロードします。私は自身で撮影した、以下の長浜城の画像をアップロードしました。

長浜城(オリジナル)

長浜城(オリジナル)

晴天におけるお城

上の画像を見ると、せっかく長浜城を訪れたのに天候に恵まれず、良い写真が撮れなかった思い出がよみがえります。
ということで、まずは晴天下の長浜城を生成したいと思います。画像をアップロードすると、左側のメニュー「Insert, Remove, Pan」から「Insert」を選択、下のメニュー「Add, Subtract, Settings, Background, Invert」から「Background」を選択します。すると、background(背景)が削除されます。
そして、下のメニューの更の下に表示されているテキストボックスに文字を入力します。ここで気をつける点は日本語はダメで、英語で入力する必要がある点です。今回は晴天におけるお城ということで、
「castle under the clear sky」
と入力し、「Generate」ボタンをクリックしました。
すると、見事に晴天下の長浜城の画像が生成されました。

晴天下の長浜城(Firefly)

晴天下の長浜城(Firefly)

雪のお城

次は、雪のお城を生成したいと思い、テキストボックスに
「castle under the snow」
と入力すると、良い感じの画像が生成されました。

雪の長浜城(Firefly)

雪の長浜城(Firefly)

但し、周りは雪景色ですが、お城自体に雪が積もってないのが残念に感じますので、屋根に雪を積もらせたいと思います。メニュー「Add, Subtract, Settings, Background, Invert」から「Add」を選択し、丸い円で表示されるマウスカーソルを用いて、雪を積もらせたい屋根を塗りつぶします(円がサイズが大きい場合はメニューのsettingsを選択して大きさを調整します)。そして、テキストボックスに
「accumulated snow」
と入力すると、屋根に雪がうっすら積もった良い感じの画像が生成されました(画像が表示されていない場合は再読み込みをして下さい)。

雪の長浜城(Firefly)屋根にも雪を積もらせた長浜城(Firefly)

桜とお城

最後は、桜とお城を生成したいと思い、テキストボックスに
「castle with cherry blossoms」
と入力すると、満開の桜越しにお城の写真を撮ったと思わせる画像が生成されました。

桜と長浜城(Firefly)

桜と長浜城(Firefly)

最後に

お城好きの方は是非、自身の撮ったお城の画像をFireflyで加工し、楽しみながら最新テクノロジーを体験されてはいかがでしょうか。

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