ラーマ

小さい頃から歴史、特に戦国時代に漠然とした興味を持っていました。小学生の時、雑誌の付録に付いていた日本史の小冊子に掲載されていた戦国時代の箇所を熱心に読んでいたことを記憶しています。

戦国時代に対して強く興味を持つようになったきっかけは「信長の野望」というゲームです。大名家の当主となり、全国統一を目指す「信長の野望・全国版」はとても面白く、朝から晩までプレイしていたこともありました。その次に発売された「信長の野望・戦国群雄伝」では大名だけでなく、大名家配下の武将も登場し、「こんな魅力的な武将がいたんだ」と初めて知ることが多かったです。その当時の私は真田幸村に関しては大阪の陣のことのみ知っていたので、幸村を大阪出身と思っており、ゲーム内で武田家の配下として登場したことに驚き、それを友人に話したことを今でも覚えています。

そこから歴史小説などを本格的に読み始め、各地に残るお城にも訪れるようになりました。天守のある城の中、交通の便が比較的良いものの大部分を訪れた後は、戦国武将ゆかりのお寺にも訪れるようになりました。

そのような最中、インターネット接続サービスが開始されました。その当時はSNSなどは無かったので、城めぐりのメーリングリストと寺めぐりのメーリングリストに加入しました。両方を比較した時、お寺に関しては初めて知ることが多く、新しい世界が広がったような感じで、徐々に純粋なお寺めぐりがメインとなっていき、寺社を訪れた時に体験したことや感じたことを記した「観音霊場巡りの旅」というサイトも運用するようになりました。とは言っても戦国時代への興味が無くなった訳ではなく、お寺めぐりをしている時、戦国武将ゆかりの仏像などに出会った時はワクワクしていました。

「観音霊場巡りの旅」の城めぐり版のようなサイトを始めたいと以前から思っていたのですが、なかなか行動に起こせずにいました。しかし、2019年が始まるのに合わせて、「戦国巡礼絵巻」というサイトを始めることとしました。
※サイト名に関しては、最初「観音霊場巡りの旅」に合わせて「城巡りの旅」という名前にしようと思いましたが、「○○城巡りの旅」という名前のサイトが既にたくさんあったのでボツ。訪れるのは城だけではないので「城」ではなく「戦国」にし、戦国武将へのリスペクトを表現するために「巡礼」という言葉を入れたかったので「戦国巡礼」、そこに歴史を感じさせる「絵巻」という言葉を足して「戦国巡礼絵巻」に決定しました。

お城など戦国武将ゆかりの地を訪れたことを書いたブログはたくさんありますが、寺社めぐりの経験などを活かした訪問記を書いて、オリジナリティを出していきたいと思っています。このサイトが戦国時代に興味を持っている方々のお役に立つようになれば幸いです。

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