訪問日:2019年3月9日
京阪線の淀駅で下車。淀駅には中央改札口、北改札口、臨時改札口がありますが、淀城跡公園に行くには中央改札口を出て、出口5から外に出ます。駅前に出ると、河津桜が咲いており、とても綺麗でした。私は知りませんでしたが、淀の河津桜は人気の高いお花見スポットだそうです。淀駅を下車する時、思ったより沢山の人が下車するなと感じ、みんな京都競馬場に行くのかなと思いましたが、河津桜を見に来た人も沢山いたことでしょう。淀城跡公園は淀駅から近く、少し歩くと淀城の石垣が見えてきました。
淀城
公園内に入ると、稲葉正成を祭神とする稲葉神社がありました。稲葉正成を祖とする稲葉家は享保8年(1723)に下総国佐倉から淀に転封し、以後、明治4年(1871)に廃藩を迎えるまで、淀藩主でしたので、稲葉正成を祀る神社が淀城跡公園にあるのも納得です。稲葉氏時代の淀城下の絵もあり、宇治川、桂川、木津川が合流する場所に建つ淀城は水城だったんだなと感じます。
公園内で一番目を引くのはやはり天守台の石垣です。Wikipediaには
当初は伏見城の天守を移築する計画であった。それに合せて天守台を普請していたが、急遽伏見城の天守は二条城に移され、替わりに二条城の天守が移築されることになった。しかし、二条城の天守は淀城の天守台に比べると小ぶりで周囲に余白ができた。その空白を埋めるために四隅に二重櫓を配し、その間を多聞櫓または多聞塀で連結した。
とあり、天守台が立派なことも納得です。
淀城跡公園は半分ぐらい堀と石垣に囲まれており、石垣の上を歩くことが出来ました。河津桜、石垣と水堀の景色、天守台の向こうに京阪線の電車が走る景色など、良い感じの場所だなと感じました。
今回は時間の関係で淀殿ゆかりの淀古城跡には訪れることが出来ませんでしたが、次回は訪れたいと思います。
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