訪問日:2019年2月2日
忍城(行田市郷土博物館)を公共機関を用いてアクセスする方法には、JR行田駅、吹上駅からバス、あるいは、秩父鉄道行田市駅から徒歩があります。今回は歩いて行きたかったので、行田市駅から歩くことにしました。
行田市駅で下車し、改札を出ると、南口と北口があります。案内を見ると、忍城は南口とのことですので、南口から外に出ました。のんびり歩いていると、行田名物の「フライ屋さん」がありましたので、入ることにしました。お城めぐりにおいて、その土地の名物を食べるのは楽しみの一つですね。
行田名物「フライ」
ご存知の方も多いと思いますが、行田でいう「フライ」とは、小麦粉を水でやわらかく溶き、鉄板の上で薄く焼きながら、ねぎ、肉、卵などの具を入れ、好みでソースまたは醤油だれをつけて食べるものです。
私はメニューの中から「行田フライ焼きそば」を注文しました。上記で説明したフライで焼きそばを包んだものです。
今回、初めてフライを食べましたが、とても美味しかったです。私は関西出身で、焼きそばやお好み焼きが好きなので、口に合いました。続日本100名城めぐりなどで忍城を訪れる関西在住の方は是非、フライを食べてみてください。
忍城おもてなし甲冑隊
お店を出て、少し歩くと、忍城の鐘が見え、忍城に到着しました。城址を歩いていると、忍城おもてなし甲冑隊の成田長親役の方がおられ、私を含め来城者に気軽に声をかけていました。こういうのは良いですね。戦国時代も成田氏は領民に気さくに声をかけていたのかなと想像しました。
訪れた日は午後1時半から忍城址東門で演舞披露があるので、東門に向かい、演舞を楽しみました(事前に忍城おもてなし甲冑隊のサイトでスケジュールを調べて、それに合わせて訪問しました)。
三階櫓
演舞が終わった後は、東門から外に出て、再建された三階櫓の写真を撮りました。ここが一番の写真スポットだと思います。
その後、行田市郷土博物館に入りました。内容は、「中世の行田」だけでなく、「近世の行田」、「足袋と行田」、「古代の行田」と幅広い展示で、映像による紹介がいくつもあり、分かりやすい展示でした。
最後に
今回の訪問は忍城三階櫓(行田市郷土博物館)のみでしたので、「忍の浮き城」と称された戦国時代の忍城はあまり実感できませんでした。次回は、さきたま古墳公園、石田堤史跡公園などより広い範囲を見て回ろうと思います。
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