明智光秀、玉、細川藤孝、忠興ゆかりの勝龍寺城

勝龍寺城

訪問日:2020年1月19日
今年の大河ドラマは明智光秀が主人公の「麒麟がくる」です。勝龍寺城は明智光秀が山崎の合戦で破れた後、一旦入城したお城であり、光秀の娘である明智玉(細川ガラシャ)が細川忠興に嫁ぎ、新婚時代を暮らしたお城です。よって、大河ドラマで取り上げられると沢山の観光客で混雑することが予想されますので、その前に訪れておこうと訪問しました。

アクセス

JR長岡京駅で下車しました。改札を出ると東口と西口がありますが、勝龍寺城は東口です。東口から外に出ると、「江戸時代の勝龍寺城本丸跡」と書かれた石碑があり、
「この付近は、江戸時代初めに永井直清が16年間営んだ城の本丸があったとされるところで、「神足館」とも呼ばれる」
とありました。

Wikipediaによると、これから向かおうとしている勝龍寺城は細川藤孝が改修した城で、江戸時代に永井直清が入城しましたが、幕府から「堀はさわらない、勝龍寺城古城の北へ屋敷を取れ」という命が下ったそうです。また1649年に直清が摂津高槻藩に転封されると同時に勝龍寺城は完全に廃城となったそうです。

駅からは要所要所に案内板があり、迷うことはないと思います。ガラシャ通りをしばらく歩いていると、目の前に復元された勝龍寺城の建物が目に入りました。

櫓と水堀

櫓と水堀

勝龍寺城

お城を眺めながら、水堀に沿って歩きます。明智家の桔梗紋や細川家の九曜紋が描かれた旗がたなびいているのを見ると、明智家、細川家にゆかりのお城だと感じます。やがて、南門に到着しました。

明智家の桔梗紋、細川家の九曜紋

明智家の桔梗紋、細川家の九曜紋

「明智光秀公三女玉お輿入れの城」と書かれた石碑があり、今年の大河ドラマが「麒麟がくる」なので明智光秀を意識して来ましたが、勝龍寺城はガラシャが輿入れしたお城として知られていたのだなと思いました。

南門

南門

南門から中に入リ少し進むと、管理棟の入口奥に大河ドラマの看板が見えましたので、管理棟の中に入りました。すると、2階に歴史展示コーナーがあるということなので、2階に上がりました。

管理棟

管理棟

展示では、4人(細川藤孝、細川忠興、明智光秀、玉(ガラシャ))の関わりが紹介されていました。
1574年、織田信長は細川忠興と玉の婚姻を命じ、1578年に2人は正式に結婚しました。細川家と明智家の関係はとても良好でした。しかし、本能寺の変で全て変わりました。
展示ではビデオもあり、明智光秀は山崎の合戦で敗れ、勝龍寺城に入った時、何を考えていたのだろうと問いかけていました。ビデオでは、藤孝の加勢を待っていたかもしれませんとありましたが、色々な意見が出そうですね。私は勝龍寺城に入って本能寺の変を起こした後、初めて玉のことを考えたと思います。

展示を見終わると管理棟を出て、城内を歩いていると「ガラシャおもかげの水」がありました。「地下水100%の水道水です。ご自由にお飲みください」ということで、もちろん飲みました。

また忠興と玉の像もありました。玉(ガラシャ)の悲しい最後を知っているので、2人の像を見ていると悲しい気持ちになってしまいます。しかし、勝龍寺城では楽しい思い出しかないはずなので、楽しい気分で見たいですね。

細川忠興と明智玉の像

細川忠興と明智玉の像

明智光秀が勝龍寺城を出た北門は桝形虎口で、藤孝時代の野面積み石垣もありました。

野面積み石垣(下半分が当時のもの)

野面積み石垣(下半分が当時のもの)

また近くには石垣で使用されていた石仏などが祀られていました。勝龍寺城では大日如来の石仏が多く使用されていたそうです。

大日如来石仏等

大日如来石仏等

石仏を石垣に使った理由として、神仏の力で城を守ろうとしたというのがありますが、それならば、逆さ地蔵のように逆さまに用いることはないと思います。何故、石仏を用いたのかは考えてみたいテーマです。

最後に

勝龍寺城は大河ドラマに必ず出るでしょうから、どのように描かれるか楽しみです。特に本能寺の変の後、勝龍寺城に入った時に光秀が何を思うのかに注目です。

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